審判
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リストマーク 元ロッテ・竹清投手登場 2005.05.18

5月17日 3月8日開幕した茜リーグの8戦目。ボッツvsマックス、5勝2分で首位を走るボッツ、マックスは2勝5敗の5位と旗色が悪い。

 そのマックスに今日、強力な助っ人が登場。ロッテマリーンズ'96年のドラフト2位、竹清剛治投手(平安高校〜三菱自動車京都)。ロッテでは'97年から6年間在籍、成績は6勝17敗。

 試合開始前の7球の投球練習で‘ただものではない'。ただこの時点ではまだ竹清投手とは知らない。球速は、軟式では最高レベルの130キロぐらいか。20年前、巨人で活躍した菅原投手が引退後、新宿のホストクラブのチームで投げていた頃のことを思い出す。速い。

 初回、いきなり新太郎おぼっちゃまがそのストレートをレフト前へはじき返すも後続が凡退。

 投球内容は大半がストレート、カーブは2人に1球ぐらいしか投げない(抜群のキレ)。もし、このストレートに、スライダー、フォークでも交えたら完全試合も可能だったろうが、そこまでしたら大人げないと思ったのかも知れない。

 結果は被安打3、三振9、四死球0、7回のうち5回を3者凡退と完璧な内容。試合は、ボッツの3エラーがいずれも得点に絡み、3対0でマックスの完勝、8戦目にしてボッツ初黒星。竹清投手が毎試合出場出来ればマックスが台風の目になることは間違いない。

 尚、名前は知っていたが、今投げている人が竹清投手であると判明したのは3回ぐらいに捕手に教えてもらってのこと。

 この試合中、右中間の安打で2塁を狙った打者走者に対し、球審の位置から2塁付近まで移動し‘アウト'を派手に宣告したら、ベンチにいた水島先生が「まんぞうさんナイスファインプレー」と声を掛けてくれた。私にしてみればあたり前の動きなんですが(1人審判の見せ場)、この動きを理解、評価してくれる人がいるのはうれしいことです。審判に声が掛かった本当にめずらしい1シーンでした。




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