審判パフォーマンス
「制作まで」


 審判パフォーマンスをご覧いただいた皆様が一様に思われたことが、「こんなぴ ったり合う曲をよく見つけたね」ではないでしょうか。「ちょっと待って下さい」です。そう思われた一人から、それなら「説明したほうが」というご意見をいただきましたので、制作までの経過を説明します。

 20代前半にドラマーをしていたのですが、ジャズの見せ所、醍醐味、カタカナで書くと「ズッ・ジャーン」。このリズム、タイミングを後に始めた審判のジャッジの際のリズムと似ていることに気づきます。そこで、この二つを合体させられないものか、と思ったのは25年ほど前。行動に移したのはそれから5年後。

 レコードライブラリーの中から曲を見つけることから始め、ピーンと来たのが、ジャズドラマーで有名な、バディー・リッチが率いるオーケストラの12曲入ったカセットの中の一曲でした(タイトルは書いていないので不明)。

 この曲を持って、オリジナル曲『東京カントリーナイト』『雨の埼玉』『はくつる号は故郷へ』でお世話になったアレンジャー宅を訪ね、審判の動き、ジャッジのほとんどのものを入れるために、ここにこの動き、ここにこのアクセント等々、位置と長さの希望を出しアレンジしてもらい、友人のバンドに演奏してもらったものです。

 これを使用、公表したのは、2001年12月8日TBSホール(現赤坂サカスの場所)で行った「デピュー20周年記念コンサート」で生バンドで披露した1回のみ。昨今のYouTubeブーム?に乗り、友人の「配信したら」というアドバイスをもらい配信に至りました。





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