diary

		『消滅する町名』　　2005.03.22
3月21日　昭和３０年('５５)１月１日、４つの村が合併して誕生したのが、私が生まれ育った柵原町(やなはらちょう)でした。その名が３町合併のため３月２１日をもって消えました。丁度５０年の命でした。 　全国難読町村サミット(４４町村参加)に名を連ねていた、愛すべき柵原町。新町名は“美咲町"です。 　合併する３町とは、中央町('０４年の人口７３５２人)柵原町(６９４２人)旭町(３４７２人)。以前の話では、他の町との合併を希望、予定していたらしいのですが、なぜか実現しなかったそうです。柵原町民の声は完全に無視をされ、大方の人が望まない、何のメリットもない合併となりました。何かおいしいニンジンをぶら下げられたのだろうと言われています。 　東京で生活している今は重く感じられませんが、お盆と正月の帰省の際は、ちょっとおセンチになると思われます。サヨウナラ柵原町。

(C)saitamanzoh 2000-2005