審判
ライン


リストマーク 常識のウソ

「ストライク、バッターアウト!」

マンガ、アニメでは三振の時必ずこう書き、こう言う。この場合、審判は「ストライクスリー」と言う。空振り三振の場合は声はいらない。きわどいスイングの時のみ「スイング」。

「ファウル・チップ」
投球がバットに接したものを、後はどうあれファウル・チップと言うが、ファウル・チップはバットに接した後、捕手が正規に捕球したもので、下に落ちたり後ろに転がったりしたものは単なる「ファウル」。

「巨人軍・元木様」
99年夏、甲子園球場。阪神・坪井選手の打球がワンバウンドして1塁ベース(キャンバスバッグ)上を通過し、ラインの10センチほど外側に落下してライト線のヒットになった。貴殿は、落下地点を指さし抗議をしていた。元木様、バウンドした打球は落下した地点とは関係なく、キャンバスの上か外を通過したかどうかが問題です。お幸せに。

1979年日本シリーズ「江夏の21球」14球目、佐々木の3塁線への打球、バウンドしてレフト線へ転がったボール(落下地点はラインの30センチ外側、アナウンサーも「30センチ外でしたね」と言っていた。彼もわかっていない。)、あれがもしキャンバスの上を通過していれば近鉄初の日本一。そして、このルールも脚光を浴びていた。




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