ディスコグラフィ

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CD好評発売中

『生存証明』
さいたまんぞう全曲集

 (2800円)

    フリーボード(詳細)より発売
予約の際は「CD番号 FBCX‐1006」と
おっしゃってください。
★ジャケットがご覧いただけます★
(こちら)



   なぜか埼玉
(詞・曲/秋川鮎舟)

埼玉いろはづく

(詞・曲/秋川鮎舟)
1981.4 フォーライフ
     
埼玉オリンピック音頭
(詞/秋川鮎舟 曲/柳 刀太)

なぜか埼玉海がない
(詞・曲/秋川鮎舟)
1981.12 フォーライフ
〈古レコード店で只今1800円〉
 
     
  
ふしぎな計算の唄
&横山光佐
(詞/荒川太郎 
 曲/海月花電磁・タケカワユキヒデ)
1985頃 クラウン
     
東京カントリーナイト
&川島 恵
(詞・曲/ベートーベン鈴木)
1987.3 キング
 
     
   津軽海峡冬元気
(詞/Dr.南雲 曲/野村 豊)

雨の埼玉
(詞/にしかずみ 曲/尾崎はるみ)
1988.10 東芝EMI
     
はくつる号は故郷へ
(詞・曲/吉 幾三)

小雨降る夜
(詞/さいたまんぞう 曲/尾崎はるみ)
1994.1 ポリドール

☆買ってください(\1000)送料は当方で持ちます。
 
     
   ああ東京カントリーナイト
(詞/ミッチー土槁 曲/ベートーベン鈴木)
JR編・私鉄編
1997.6 キング
1987.12〜1997.7 TBSテレビ「そこが知りたい・
通勤線途中下車の旅」エンディングテーマ

☆在庫若干数あります
   

 
【番外編】

なぎら健壱・ベストアルバム『中毒』

フォーライフ FLCF−3561
M6 ソーリトレイン
M7 上のヒト音頭


“愛の狩人”なぎら&まんぞう
作詩 伊藤アキラ 作曲 中村泰志


≪ライナーノーツ≫
◆なぜか埼玉
自主制作専門のレコード会社制作第3弾。
1弾は、栃木県出身の歌手が歌った栃木の歌。
2弾は、群馬県出身の歌手が歌った群馬の歌。
3弾は、‘埼玉との赤い糸’に詳細。

◆埼玉いろはづくし
いろはにほへと‥‥‥‥ん、を覚えるには最適。
◆埼玉オリンピック音頭
1981年、7年後のオリンピックの開催権を、名古屋とソウルが争いソウルに決定。ならば埼玉に!と 歌で遊んだ曲。歌詞に出てくるもの、ねぎぼうず、キシ麺、キムチ、シャチホコ、ニンニク、アーキャ、ソーキャ、ミャーミャー花、トンガラシ花。
数年前、テレビ東京のスポーツ番組で、イントロだけ使われていた。あるところにはある。
ジャケット写真で着用のウエットスーツはフォーライフレコード・後藤社長の物だが、このジャケットが雑誌Fineに写真入りで紹介された。コメントは「これほどまでウエットスーツが似合わない人も珍しい」「似合わないというより、気持ち悪いといったほうが早いみたいだよ」。こんな言葉を頂戴した。

◆なぜか埼玉海がない
意味なし。聞き所、海ッ子山ッ子川ッ子―、とコーラスが出てくるが、山ッ子を、思いっきり、やー○○こー、と歌ってる。丁度50回。もしかしたら、放送では使えないかも知れない。
◆東京カントリーナイト
NHKテレビで放送されていた、レッツゴーヤングの‘サンデーズ’のメンバーだった、川島 恵嬢がアイドルからの脱皮をはかり、歌謡曲、演歌へ踏み出した曲。先ずはデュエットから、と言うことでなぜか私に声が掛かった。B面は彼女が1人で歌う“恋心中”。

一緒に歌っていた頃、彼女に結婚観を聞いた事がある。芸能人、スポーツ選手は駄目、堅い仕事の人が良いと語っていたが、金物屋の若旦那と結婚し、今は1児のママ。有言実行に脱帽。  
◆津軽海峡冬元気
カラオケ大会の司会の中での出来事。名曲、津軽海峡冬景色が全部、ひらがなで書かれていた。げしきの‘し’の下の部分が曲がって書かれていたために、‘げんき’と読める。そこで「津軽海峡冬げんき」と紹介したら大爆笑。それを見ていた事務所の社長が知人に依頼して出来た曲。

ディレクターは、村田英雄さんを担当されていた方で、この方の一声で発売が決まったらしい(今では 数少ない侍)。丁度この頃、ある事情で(次の年から平成)井上陽水さん出演のCM「お元気ですか」も放映が中止、関係があったかどうか、冬元気は2ケ月で廃盤。営業では健在。♪おまかせ下さい大将!おまかせ下さい大将!津軽海峡冬元気──── ヨ―ッ、ポン。
◆雨の埼玉
東北本線―大宮、浦和
東上線 ―秩父の夜まつり、川越街道
西武線 ―小手指マンション、茶処狭山
東武野田線―岩槻人形、春日部桐タンス
を歌った名曲。
◆はくつる号は故郷へ
唯一、私が自分の意志で「歌いたい」と言った曲。 なぜか埼玉から10周年の記念曲を、と吉幾三さんにお願いしたところ、4曲入ったカセットテープを頂載した(演歌、コミックソングが2曲ずつ)。田舎者の私の心を捉えたのは“故郷”のタイトルが入ったこの曲。吉さんがまだ売れる前、故郷青森と上野を寝台列車‘はくつる号’で往復していた時作った曲と聞く。

ある時、70才ぐらいの紳士に「お兄さん、この歌を歌うには、青森で30年ぐらい暮らさないと難しいな」と言われた。ごもっとも。でも買って。

◆小雨降る夜(名曲)
前出の、雨の埼玉と同一曲。全国を意識して私が作詩を担当。出て来るもの、所。
函館本線―すすきの、時計台、札幌
東北本線―七夕短冊、松島、仙台
信越本線―万代橋、コシヒカリ、新潟
阪神電車―御堂筋、阪神タイガース、大阪
◆ああ東京カントリーナイト
TBSテレビを代表する番組であった【そこが知りたい】。1987年12月15日放送、通勤線途中下車の旅シリーズ‘京浜東北線’の制作にあたり、「オープニングでサラリーマンの格好で、ラジカセを首からぶら下げて、大宮駅の雑踏の中を、なぜか埼玉を歌いながら歩いてくれませんか」の注文。この話だけならものの5秒程の出演で終わっていた。そしてこの曲も生まれる事はなかった。

マネージャーが打ち合わせに、なぜか埼玉ともう1曲、前出の‘東京カントリーナイト’を持参し売り込んだらしい。幸い、エンディングで使われることになり〈歌う駅員さん〉が誕生。1996年11月19日 の‘埼京線’まで28回の出演を数えた。 
CDはJR編(京浜東北、常磐、総武、中央の4線)私鉄編(井の頭、小田急、京王、京浜急行の4線)全8線を、番組で使われた歌詞通り歌ったもの。録音は1995年3月27日、この年はスギ花粉が大量に飛散し、花粉症の私の鼻はグズグズ目は真っ赤、最悪のレコーディングで、ものすごい鼻声だ。出来は、時間を掛けたJR編より、2回しか歌わなかった私鉄編の方が数段良い。
◆ソーリトレイン/上のヒト音頭
1984年、田中角栄元総理を描いたアニメ映画(公開せず)の音楽をフォーラ イフレコードが担当。挿入歌用に上記の2曲を歌う。映画が公開されない以上挿入歌が作品になる訳もなく、永久に日の目を見ることはないと諦めていた。

ちなみに、なぎらさんの名曲「なぎらのマイムマイム」「アーパー・サーファーギャル」も同映画の挿入歌として作られた作品。この2曲が発売されたのは承知していたが、なんと‘愛の狩人'の2曲も作品になっていた。出ることも出たことも歌った本人が知らぬ間に。サンプル盤が届くこともなく(2002年10月18日自前で購入)、当然歌唱印税の振り込みもなし。ま、大した金でもないから波風立てる事もないが、もしこれが宇多田、モー娘ぐらい売れたら勿論おこぼれをもらいに行く('95年発売のものだからその希望なし)。


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