diary
とんだ初日 2002.9.30 | ||
9月28日 1昨年1月歌謡ショーの司会で入った草津温泉のホテルに、28日から10月15日まで滞在。1月の草津は雪の中で、歩行にも神経を遣うほどで行動半径が狭かった。まるで湯治のような仕事、と書いたが今回はそれに、‘ゴルフツアーのような'が加わる(現在5回決定、車で3分の所に250Yの打ちっ放し)。 さて、今回は美人演歌歌手の島津悦子さん。ステージは午後9時から1時間のみ。しかも出番が少なく、はっきり言って誰でもいいような(心得がある人なら)仕事。その、誰でもいいようなことがなんと、よりによって初日に起こったのである。 音合わせ、打ち合わせを終えレストラン行く。入り口のポスターにはっきり“9時30分開演" と書いてある(基本的には9時)。みんなで「今日は30分遅れなんだ」。疑問をもつ者もなく夕食。8時40分、島津さんのマネージャーに「風呂に行ってきます」、と宣言して一風呂浴び、9時10分鼻歌まじりにホールの前を通ると上手い歌が聞こえてくるではないか。な・な・な・なんとショーが始まっている。オープニングの陰ナレーションは誰がやったのか、‘あの人だ'。予想通りだった。 このショーは某テレビ局が制作協力しているが、1番のお偉方は、芸名を持ってイベントの司会をやり倒しているなかなかのお方。そこら辺の素人同然の結婚披露宴の司会者なんぞは足下にも及ばない、7・5調は私の数十倍もネタを持っているかも知れない。 普通なら風呂に行っているのが分かっているんだから呼びに来るだろう。陰アナはパンツ1枚でもOKなんだから。「何、まんぞうがいない。しょうがないな俺がやるか」、で喜々としてやられた顔が目に浮かぶ。ありがとうございました。ちなみに、館内に掲示してある数十枚のポスターで、間違っていたのはそこの1枚だけだったらしい。もしかしたら陰謀か。演歌界の伝説となって酒の肴となるだろう。 |
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