diary
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リストマーク 『ジム・エバンスの「金言」』  2004.03.05

2月26日 アメリカに2つある審判学校のひとつ、ジム・エバンス審判学校校長の講演会に、パソコンの先生・井上さん(中国・台湾通、私の審判の弟子と公言してはばからない人。何か教えたかな)と出掛ける。元ヤクルト、苫ピョンの姿もあり。いきなり通訳(マイナーリーグ審判、内川氏)との言い争い。内川氏を「Get Out!」で退場させる。一瞬会場に不穏な空気。実は、これは審判学校の恒例の儀式で、この芝居の感想をレポート提出させるらしい。はっきり言って、時間の無駄。

 諸々あってクイズコーナー。恥ずかしいことに、ひとつ間違えました。

 Q・捕手はファーストミットを使って守備しても良い。
 答えは○。
 どう見ても1stミットのほうが長いと思いませんか。

 帰宅して規則書を開いたら、1stミットは全長30.5センチ、捕手ミットは39.4センチ以内でした。

 さて、タイトルの『金言』ですが、これは審判に限らずどんな職業にも当てはまる言葉です。

 「私は審判を20年やっているんだ」と、自らベテラン風を吹かせている人をはたして真のベテラン審判と呼べるのだろうか。もし、この人が1年目に学んだ事だけで審判を続けているとしたら、それは同じことを20回繰り返しただけで、ただ年をとっただけだ。

 こんな言葉でした。当たり前だ! と聞き流すのは簡単ですが、なぜか私の胸にズキンと来たのでした。

 毎年新しいトレーニングと教育が必要なんだなー。






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